算術士「レベル5ホーリー!!」

 ◆ 情報戦とカウンティング

ゲームにおいて重要な要素とは何でしょうか?

それは「情報」ですね
相手とある一つの目的を競う時、様々な「情報」が分かっているか否かでは大きな違いなのです
これはかの有名な兵法書である『孫子』なんかにも書かれてますね
彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。そして最善手を打つ。これは闇雲に部隊をぶつけるより効率的なのでした
そう、この書物は敵味方の把握こそが戦争にてもっとも重要だと諭しています。ゲームもこれに似る

ハトクラPCでも「先を読める」時や「相手の行動を予想できる」時なんかが結構あったりします
例えば、都市-都市と自分がピックした後の3T目の手札が「ダメイド*3と農村*2」とか分かりやすい
これはボトムに2枚とも都市が埋まってない限り、次のターンで6金が確定する手札です
6金が確定するなら、その為に必要な手を打てるかもしれません。オウカを見据えて斥候買い、とか
では、相手が2枚目の「お金好きの妖精」を取ったとかではどうでしょうか?
こっちは必ずしもそうとは言えませんが、きっと双子を擁立したいのかな。という気配は感じれますね
普通、連結0でコインが2までストックできないのにお金好き妖精を2枚取るメリットは薄いのだから

ところで、上記のような予測をするのに必要な要素――相手と自分の情報――を数え、覚えておく事を「カウンティング」と呼びます
主にトランプゲームなどに起源があるようですが、今日ではカードを使うゲーム以外にも使用される言葉ですね
せっかく先を読める力があっても、その材料が無ければどうしようもありません
とはいえ、ハトクラPCの場合は大真面目にカウンティングしても限界があるのも事実。ってか無理!
なので以下の★ぐらいを覚えれば特に問題無い気はしますね(☆は無理しなくてもOK)

 ★ 自分の「都市」と「大都市」の枚数
 ★ 自分の「継承点」の点数
 ★ 相手の「継承点」の点数
 ★ 重要カードの枚数、取られた枚数(交易船や錬金術師など)
 ☆ 自分の「呪い」の枚数
 ☆ 自分の準重要カードの枚数(鉱山都市等の各種4金カードなど)
 ☆ 相手の準重要カードの枚数

……私、私ですか?
う、うーん。一応上の7つは全部覚える気でプレイしてますが途中で絶対忘れますね
序盤は都市カウンティング重要なのでかなりやりますが、後半はほぼ無視かな
後は、後半になるほど継承点カウンティングが超重要なのでここは手を抜かない
相手が即位しそうかそうでないかで自分の行動に余裕が持てるか否かが決まりますので、この情報は大きい

とまぁ、こんな感じで場に見えてない情報も覚えてるとプレイに幅が出たりもします
そこがプレイヤーの力の差にもなったりしますので、強くなるのに手間を惜しまないなら是非是非!